なぜ外壁塗装が必要なのか?


「外壁塗装はなぜ必要なのか?」と思ったことはありませんか?
マイホームの定期点検時やセールスマンから「外壁が劣化しているのでそろそろ塗り替えを検討したほうが良いですよ」と言われたり、まわりの家も塗り替えをしており、「うちも塗り替えをしたほうが良いのかな?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
「本当に今すぐ塗り替えは必要なのか?」「できればしたくない」「まだ自分の家は大丈夫だろう」「パッと見は綺麗だし将来どこかですればいいや」と思っている方もいるでしょう。
定期的に行わなければいけないことはわかっていても、その理由や必要性を問われるとはっきり答えられないという方も多いかもしれませんね。
外壁塗装を行う理由や必要性、リスクを理解するということは、建物への理解を深め、最大な資産のお家とご家族を守るための心強い知識・知恵となります。
こちらのページでは外壁塗装を行う必要性や理由とともに、塗り替えのタイミングや放置したことでどのようなリスクが生じるのか、また外壁や屋根の寿命を長持ちさせるためのポイントについて解説していきます。

実は塗装工事を怠ったとしても、すぐに大きな被害に合うわけではありません。
なので、後回しにしてしまう方も少なくありません。
外壁の役割はただの見た目ではなく、「家を守るバリア」のような存在です。
雨・風・紫外線・排気ガスなど、外からの過酷な環境から私たちの暮らしを守ってくれています。
日差しの強い夏や冷え込む冬、台風の雨風など、私たちが快適に暮らせているのは、外壁がそのすべてを受け止めてくれているからこそなのです。

でも、どれだけしっかりと建てられた家であっても、外壁の塗膜(とまく)は7年目から劣化がはじまり10年ほどで保護層がほとんど機能しなくなってしまします。
イメージとしては、「日焼け止めが落ちた肌」を想像してみてください。
紫外線が直接お肌に当たってシミやダメージが蓄積するように、外壁も塗膜が劣化すれば、雨水や紫外線を吸収しやすくなり、次第に内部の構造そのものに影響を及ぼしてしまうのです。
柱や断熱材、基礎部分の木材まで傷めてしまえば、大規模な修繕が必要になり、費用も時間も大きくかかってしまいます。

そして最悪の場合…
「雨漏り」が発生するのです。
「うちは大丈夫」と思っていた家が、ある日突然、天井からポタポタと水が落ちてくる…。
そんな状態になってからではもう遅いのです。
雨漏りは、表面に現れたときにはすでに内部の構造材が腐食しているケースがほとんど。
木材が腐ったり、断熱材が濡れて機能を失ったり、カビが繁殖したり…
見えない部分で家の“寿命”がどんどん縮まっているのです。
さらに、雨漏り歴のある家は不動産売却時の査定にも大きく響き、資産価値が大きく下がる原因にもなります。
外壁塗装はそうした過酷な自然環境からお住まいを守り、資産価値を維持するために欠かせないメンテナンスと言えます。
まずは外壁塗装がなぜ必要なのか…その理由を詳しく見ていくことにしましょう。



私たちは普段、雨の日は傘をさし、真夏には日焼け止めを塗って肌を守りますよね。
外壁塗装もそれと同じ。
お家を守る“バリア”のような存在です。
一年中降り注ぐ紫外線、真夏の猛暑、真冬の氷結、そして容赦なく吹き付ける強風…。
お家は一日たりとも休まず、自然の過酷な攻撃にさらされ続けているのです。
外壁はそんな自然環境から家全体を守る「バリア」の役割を果たしています。
しかしこのバリアも、日焼け止めが時間とともに落ちていくように、外壁の塗膜も年々確実に劣化していきます。
築7年目から少しづつ劣化が始まり、10年も経てば塗膜の保護機能はほとんど失われてしまうのが一般的です。
だからこそ、10年目を目安に一度、外壁の健康状態をチェックすることがすすめられています。
中でも、建物にとって特に恐ろしいのが「雨水」です。
外壁や屋根にできた小さなひび割れからじわじわと侵入し、
気づかないうちに壁の内部を腐らせ、カビを繁殖させ、ついには雨漏りへ…。
一度でも雨漏りが起きてしまうと、修繕にかかる費用は大きく、資産価値にも深刻なダメージを与えてしまいます。
「外はキレイだからまだ大丈夫」と思っていても、中では静かに、確実に“劣化”が進行しているかもしれません。
外壁塗装はこのような見えないダメージから家を守る“予防”の手段です。
塗膜が雨水や紫外線の侵入を食い止めることで、家の寿命をぐっと延ばし、安心して暮らせる日常を守ってくれるのです。



「外壁が少し色あせてきたけど、まだ見た目はキレイだし大丈夫でしょ?」
そう思っている方、要注意です。
実は外壁の劣化は、見た目がキレイなうちからすでに進行している可能性があります。
ひび割れや塗膜の剥がれを放置してしまうと、そこからじわじわと雨水が内部に侵入します。
最初はまったく気づきません。音もなく、静かに、確実に…
壁の裏で木材が腐り、カビが繁殖し、家の内部から壊れていく。
「え?本当にそんなことあるの?」と思うかもしれません。
でも実際、雨漏りが起きてから気づく方がとても多いのです。
そのときにはすでに、約1000万以上の高額な大規模な修繕工事が必要になるケースも少なくありません。
たとえるなら、体の中で進行する病気のようなもの。
症状が出たときには、もう手遅れだった…なんてことも。
特に怖いのが、カビによる健康被害。
湿気を含んだ壁の中ではカビが繁殖しやすくなり、アレルギーやぜんそくなどを引き起こす原因になることもあるのです。
知らない間にカビだらけの部屋で過ごしていたことに…
家族の健康を守るためにも、外壁のひびや剥がれは軽く考えてはいけません。
見た目ではわからない「内部の劣化」を防ぐには、外壁塗装による予防が一番確実な方法なのです。

「今すぐ売るつもりはないから、外壁塗装なんてまだいいかな…」
そんなふうに思っていませんか?
実はその油断が、将来お家の資産価値を大きく下げてしまうかもしれません。
というのも、家を売却する際、「雨漏りの履歴」があれば報告義務があるのをご存じですか?
例えば、以前に雨漏りがあって修繕済みだったとしても、「過去に雨漏りした事実」は買主に必ず伝えなければいけません。
一度雨漏りの履歴がついた家は、不動産価値を大きく失い相場より安い値段でしか取引できなくなります。

これは家を、購入する立場になると安易にわかりますが雨漏りのした事のある家と、雨漏りした事のない家は、想像するとわかる事だと思います。
そして多くの方は、お家を買う際に、長く住む事を想定しているので、雨漏り履歴のある家を安くても選ばないケースが多いからです。
一方で、きちんとメンテナンスされてきた家は、「大切に住まわれてきた」という安心感から価値が高く保たれます。
将来、売却や相続のタイミングで後悔しないためにも、今のうちに対策しておくことが重要です。
相続でお子さまに価値の低いお家を渡してしまったり…。
いざ引越しの際に「なかなか家が売れない」そんな可能性もあるのです。
未来に相続するお子様のためにも、資産価値を減らさないためにも 適切な時期に防水、外壁塗装工事をおこなうことがとても重要なことであり一番お金を節約する方法でもあります。

だからこそ──
定期的な「お家の健康診断」が大切になります。
点検費用や見積もり費用は必要ありません。
無理な営業も致しません。
その代わり一生懸命わかりやすく正しいメンテナンス知識をお伝えいたしますので、それだけは覚えて必要な工事か否かを判断できるようになってください。
なぜなら、私たちの目的は「ただ工事を受注すること」ではなく、お客様のお家と未来を守ることだからです。
私たちは、大手不動産会社・注文住宅会社での20年以上の現場経験と、豊富な専門知識をもとに、「今、本当に必要なこと」を誠実に、丁寧にアドバイスしています。
ラクスルホームは地域密着の会社ですので、50年後も信頼してくれた街の方に喜んでもらえる企業を目指して頑張っております。
お家の外からではわからないダメージが、実は中で静かに進んでいるかもしれません。
「うちは大丈夫かな?」と、少しでも気になったら、一度“お家の状態”を見える化しておくことをおすすめします。